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2009年8月28日 (金)

0038 第16回 ROBO-ONE にエントリー

 第16回 ROBO-ONE に、メイドロイド™0号試作機をエントリーいたしました。
 本来、こういった戦闘系のコンペティションに参加する類の機体ではございませんが、良い機会ですので、一度は参加しておきたいと存じます。

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1選手IDナンバー.722

氏名・チーム名
 メイドロイド ラボラトリー

氏名・チーム名(カナ)
 メイドロイド ラボラトリー

氏名・チーム名(英語表記)
 Maidroid Laboratory

コメント
 等身大二足歩行人間型メイドロボットの研究開発

ロボットネーム
 メイドロイド0号試作機 ROBO-ONE仕様

ロボットネーム(カナ)
 メイドロイドゼロゴウシサクキ ロボワンシヨウ

ロボットネーム(英語表記)
 Maidroid 0th prototype ROBO-ONE specification

戦 歴
 実戦未投入機にて戦績なし。

概 要
 当ラボにて開発中のメイドロボット“メイドロイド”0号試作機を、未完成ながらも第16回ROBO-ONEの機体レギュレーションに適合するよう一時的に改修。
 家事用ロボットハンド及び火器類等各種兵装をオミットし、近接格闘戦に特化した仕様とす。
 現在改修作業中にて、正確な諸元は未定。

諸 元 (暫定)
 性別 : 女性型
 髪 : 黒
 目 : 青 & 緑 + メガネ
 機体構造 : ムーバブルフレーム構造
   外皮 : 衝撃吸収用軟質素材による非応力外皮構造
   内骨格 : アルミ合金によるモノコック構造
   アクチュエーター : KRS-4014SHV & KRS-6003HV
 動力源 : 11.1V リチウムポリマーバッテリー
 兵装 : N/A
 外装 : メイド服 ・ Emily リズカフェタイプ (ミニスカートカスタム)

第16回ROBO-ONE無線機器①
 無線の種類 : ラジコン
 無線機器名 : KRC-3 AD
 メーカー名 : 近藤科学株式会社
 周波数帯域 : ADバンド(25MHz 微弱)

第16回ROBO-ONE無線機器②
 無線の種類 : ラジコン
 無線機器名 : KRC-1
 メーカー名 : 近藤科学株式会社
 周波数帯域 : ADバンド(25MHz 微弱)

※①または②のいずれかを使用予定。
 所持CH : AD1、AD2、AD18、AD19、AD20

ロボット重量:9.9Kg
ロボット全長:150cm
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 まずは、以上の通りで機体の登録を行いました。
 なにぶん初出場なもので勝手が分からず、果たしてこれでよいのかどうか分かりませんが、記述できる事は記録として出来るだけ記述しておきたいと存じます。
 気がついた折りに、細かく加筆修正も行なっております。

 モーションをまだプログラムしておりませんので、アナログスティックで操縦性を高めるか、それともボタン式で確実にコマンドを送るかが決定できず、当面は無線機を二種類挙げてございます。

 制作途中の手指に関しましては、軽量化のために今回は使用いたしません。
 既に約10kgという大型機でございますので、競技で使用しない部位は省略したいと存じます。
 仕上がりの重量によりましては、手足の外装も簡略化、もしくは省略する事も考えております。

 火器類は、内蔵、携帯ともにレギュレーション上使用できませんので、今回は見送ります。

 『ムーバブルフレーム構造』と申しますのは機体構造の一種で、特にロボットにおいて使われる用語でございます。
 その昔、私が設計いたしましたスセロティーナも同じくムーバブルフレーム構造で、FRPと金属による内骨格とアクチュエーターに、バキュームフォーム製の外装をかぶせてございます。
 自動車で例えますと、ロータスエランやロータスヨーロッパなどのバックボーンフレームに近い考え方でございましょうか。
 それ単体で動作する内骨格ロボットに、機体剛性の応力を担わない外装を被せる構造でございまして、バックボーンフレーム同様にデザイン上の自由度が高いという利点がございます。
 また、ムーバブルフレーム構造には、他にも大きな利点がございます。
 モノコック構造やトラス構造は、外皮そのものが剛性を担う構造物であったり、外皮の真下を構造物のトラスが支えておりますので、外部からの攻撃で損傷を負いますと、機体剛性が下がったり、最悪動作に影響が出て活動不能になってしまいます。
 しかしムーバブルフレーム構造では、外皮は機体剛性の応力を担わないただの装甲でございますので、破損しても機体の動作に対する影響は最小限で済みます。
 ムーバブルフレームでは例え全ての装甲が損傷しても活動は可能でございますので、戦闘用のロボットには大変有用な機体構造かと存じます。

 メイドロイド™0号試作機の基本フレームは、既にワンダーフェスティバルで展示した際に殆ど完成しておりましたので、工作としましてはあまり大きな作業は残っておりません。
 しかし、肝心のモーションのプログラムが一切手つかずの状態ですので、あまり時間はございません。
 また、モーションを組みはじめてから見つかるであろう不具合の修正にも時間を見込んでおかねばなりません。
 本業もごさいますので、あと一ヶ月の間にどの程度の完成度まで煮詰めて出場できるでしょうか。

 メイドロイド™0号試作機は、本来の大会の趣旨とは異なる機体のためか、レギュレーションと試合ルールによる制約が、競技専用デザインの機体よりもかなり厳しくかかってございます。
 現在のROBO-ONEには、脚の長い機体はその分だけ重心を高くしなければいけないルールがございまして、それだけで不利な面がございますが、大型機は自動的に重量級のハンディが課せられるため、更に厳しい制約が加わり、普通の歩行を行うだけでも大変困難でございます。
 他にも、この大会では、レギュレーション、試合ルールも含めて、リアルな人間のプロポーションに近づける程ハンディが大きくなる、もしくは、試合で強く設計するためにはリアルな人間のプロポーションから離れやすくなる面がございますので、リアルな人間のプロポーションと頭身を目指しているメイドロイド™が参戦する事自体があまり正しい事ではないのかもしれません。
 絶対に倒されない程に、他の機体と決定的な重量差を付ければ勝算も出てくるかもしれませんが、それは現状メイドロイド™が目指している方向ではございません。
 出場するからには少しでも良い結果を目指したいところではございますが、果たしてどこまでできる事でございましょうか。
 ともあれ、出来るところまで仕上げて、参戦したいと存じます。

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