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2011年3月 9日 (水)

0044 『週刊ロボゼロ』の組み立てに便利な工具2

 前述いたしました通り、ロボットキットは、動かしているうちにネジが緩む事がございます。
 メインテナンスができなくと困りますので、ネジは外せないといけませんが、必要のない時に緩みますと動作に影響が出ますし、最悪故障に繋がる事もございます。
 そこで、頻繁に外す必要のない部分には、ネジロック剤を使用いたします。
 3号まで進みますと、頭部や胸のマークなどはもう滅多に外す事はないと思われますので、今回はロックタイトを使用いたします。

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 通常は、チューブから直接ネジに付けて使用いたしますが、今回は非常に小さなネジでございますので、いったん小皿に取り分けてからネジに少しだけ付けて使用いたします。
 いったん仮り止めをしてから、爪楊枝で塗るという方法もございます。
 付けすぎてはみ出した分は、後で拭き取ります。
 ネジロック剤の多くは、空気を遮断すると固まる性質がございますので、はみ出した分はそのままでは乾きにくうございまして、見た目も良くございませんので、よく拭き取ります。



 ネジを止める順序というものもございます。
 自動車のエンジンなどの、精度が必要で歪みを嫌う機械は特に、順序を守って組み立てを行います。
 ロボットキットではそこまで気にする必要はございませんが、それでも順序通りに組み立てますと、微細な歪みを防ぐだけでなく、組み立てやすくもございます。

 と、申しましても難しい事ではございません。
 ネジを締める時に、いきなり強く締めずに、いったん仮り締めを行います。
 そして、改めて締める際に、対角線の順に締めて行くだけでございます。

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 対角線の順にネジを入れてゆきますと、最初に止めるネジ穴同士の距離が長くなるために、部品同士を高い精度で合わせる事が可能となり、次からのネジが入りやすくなるのでございます。
 また、最後まで締めきらず、緩いまま仮り締めにしておきますと、部品同士の合いを微調整できますので、部品の制作精度が低い時にもネジが入りやすくございます。

 いったん全ての穴にネジを軽く入れましたら、先程と同様に、対角線の順に締め込んで行きます。
 ネジを押す力が7、回す力が3、と言う風に、しっかりと押し付けながら回します。
 特に精度が必要な時は、いったん全てのネジを少しだけ弱く締めて後に、もう一度、対角線順に増し締めを行います。
 最初に締め終わった段階で部品が正しく合い、それによって最初に締めたネジに緩みが発生する事がございますので、増し締めによって合いを確実にするのでございます。
 これによって、歪みの少ない組み立てが可能でございます。

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 1本目のネジからいきなり強く締め込んでしまいますと、他のネジ穴の位置が僅かにずれたまま無理にネジを入れる事になってしまい、ネジが入りにくいばかりか、ネジ締めに必要以上の力が必要になってしまい、最悪ネジや部品を傷めてしまう事がございます。
 些細な事でございますが、順序通りにネジを入れますと、スムーズに組み立てが進行いたします。

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